– 商 品 –
真空式温水発生機
– 説 明 –
今回は真空式給湯ボイラーの修繕作業をさせて頂きました。
真空式ボイラーは燃焼室・減圧蒸気室・熱媒水・熱交換器・水管などで構成されています。
給湯ができる仕組みとして、缶体内部を真空に近い状態にすることにより、
熱媒水を100℃以下の低温で沸騰させその蒸気が熱交換器内の水を加熱し温水を作る仕組みになっています。
今回はボイラーの火が着火しないとのことだったので、
現場の調査・動作確認によりガス遮断弁動作不良と診断しガス遮断弁の取替を実施しました。
燃料系統の修繕を行っているのでガス遮断弁取替後、測定機器を用いて燃焼調整を実施しています。
燃焼調整は、フレーム電流値、ガス圧力、空燃比測定(排ガス温度・O2・CO・CO2)、各測定値を元に燃焼調整を行います。
ボイラーの燃料にはガス・重油・灯油等があるので、
それぞれで燃焼調整方法が異なるので、様々な知識と技術が必要です。
燃焼調整を怠ると効率よくボイラーを利用する事が難しくなり、故障の原因にも繋がります。
ボイラーを安心安全にご使用して頂く為に定期点検及び定期消耗部品の交換をお勧めします。
ボイラー点検・修理に関する事なら弊社までお気軽にご相談ください。