学校給食センターにおける熱源インフラの抜本改修。給湯供給の不安定化と配管劣化を解消したエネルギー最適化事例
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before
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after
- 商品名
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● 高効率温水ヒーター(給湯システム)
● SXS製プレッシャーポンプ(ドレン回収システム)
● 燃料転換設備(A重油からLPGへの切り替え)
- 設備概要
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● 施設種別: 学校給食センター
● 稼働年数: 18年
● 改修範囲: 給湯システム、蒸気インフラ(配管・トラップ)、燃料供給設備、排水・ドレン回収系
- ご相談内容
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現場では、安定的な調理業務を阻害する「2つの技術的課題」に直面していました。
1. 給湯供給の不安定化
従来の蒸気間接加熱による貯湯方式において、温度制御の不具合が頻発。設定温度への到達遅延や過昇温が発生し、衛生管理上のリスクが生じていました。
2. 配管の物理的損傷とスチームハンマー
ピット内配管の腐食に加え、激しいスチームハンマーによる振動が発生。周辺機器への悪影響だけでなく、蒸気漏洩の潜在的リスクが極めて高い状態にありました。
- 当社の提案と施工
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「食の安全の確保」と「エネルギー効率の最適化」を両立させるため、以下の4項目を軸とした改修を実施しました。
● 給湯システムの転換と安定化
蒸気加熱方式から「高効率温水ヒーター」を用いたダイレクトな給湯システムへ転換。これにより、負荷変動に左右されない安定した連続給湯を可能にしました。
● ドレン回収システムの再構築
老朽化した配管の更新と合わせ、SXS製プレッシャーポンプを導入。蒸気ドレンを全量回収してボイラーへ再送するクローズドシステムを構築しました。これにより、エネルギー損失を抑制するとともに、スチームハンマーの発生要因を根本から排除しました。
● 燃料転換(エネルギー・コンバージョン)
燃料源をA重油からLPGへ変更。燃焼効率の向上を図るとともに、重油特有の煤(すす)の発生を抑え、環境負荷の低減を目指しました。
● 運用管理の最適化
蒸気の過剰利用を抑えるシステム設計により、水処理薬品の使用量やメンテナンスに関わる工数を削減。施設の長寿命化とランニングコストの適正化を意図した設計を行いました。
今回の事例のように、大規模厨房における熱源トラブルは、機器単体ではなくシステム全体のバランスを見直すことで劇的な改善が可能です。
「給湯温度が安定しない」「スチームハンマーの振動を止めたい」「長期的な維持管理コストを抑えたい」といった課題をお持ちの施設担当者様は、ぜひ当社へご相談ください。
現場調査に基づき、貴施設の稼働状況に合わせた最適なエネルギー改修プランをご提案いたします。
稼働開始から18年が経過し、熱源設備の老朽化による給湯トラブルや配管劣化が深刻化していた学校給食センターの改修事例です。
本プロジェクトでは、単なる機器の更新にとどまらず、熱源システム自体の構成を見直すことで、供給の安定化とエネルギー効率の向上を図りました。物理的な不具合の解消に加え、運用コストの抑制と環境負荷の低減を意図した、持続可能なインフラ改修のプロセスをご紹介します。

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