商品名
フラッシュ蒸気回収システム
設備概要
フラッシュタンク、ポンピングトラップユニット他
紹介文
製造工場・リネン工場で蒸気が多量に出ているのを見かけた事はないでしょうか?(写真①)
工程において使用された蒸気はスチームトラップより排出され、高温高圧のドレン水となり回収、ホットウェルタンクで大気開放された時にドレンの一部が再蒸発・発生した蒸気を「フラッシュ蒸気」と呼びますが、写真①のような状態では大気中に放出しており、熱エネルギーの無駄となるため回収提案・採用いただきました。
システムとしては、スチームトラップで排出された高圧ドレンをフラッシュタンクで受け、再蒸発させた蒸気を低圧の系統へ接続して使用します。(写真②)
フラッシュタンクで分離されたドレンは、ポンピングトラップユニットにてホットウェルタンクへ圧送されます。(写真③)
このシステムでは高圧(高温高圧ドレン、間接加熱)の使用先と、低圧(フラッシュ蒸気利用先)の使用先がある事が条件となりますが、大きなメリットを得る事が可能です。
(今回の提案は全体蒸気使用量の約4.5%、百数十万~/年間の削減見込み)
システム構築・メリット計算から提案を行わせていただきますので、このような「フラッシュ蒸気」の有効利用をしたいとお考えの場合は一度問い合わせ下さい。
①フラッシュ蒸気
②フラッシュタンク
③ポンピングトラップユニット