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設備概要

溶接箇所の品質管理について

紹介文

当社では、水・熱・空気に関係する多種多様な機器を取り扱っております。
機器を販売するにあたり、配管工事も併せて受注することがあります。

配管接続には、ねじ込み式、TS式、溶接式等があり、今回は溶接式の品質管理について
説明致します。

ステンレスのパイプ同士、またはパイプと継手等を接続する場合、TIG溶接にて行うことが非常に多く、熟練工の仕上がりは惚れ惚れするほど綺麗です。
しかし、目視では確認出来ない程の小さなクラック(ひび割れ)がある可能性があり、
それが後の漏水等のトラブルを引き起こす可能性があります。
そのようなトラブルを未然に防ぐ為、自社にて浸透探傷試験(PT)を行います。

これがカラーチェックです。

実施方法は簡単です。

洗浄液等を用いて検査部の汚れ、油等を除去し、浸透液(赤)を吹き付けます。
一定時間経過後、ウェス等で浸透液を拭き取り、今度は現像液(白)を吹き付けます。

所定の現像時間経過後、もしクラック等があれば赤く現像液が浮き出てきます。
当社ではこのように溶接の品質管理を実施しています。

今後もお客様の満足のいく品質の確保に努めます。

 

溶接状況

浸透液吹付

現象液吹付

カラーチェック終了