商品名
高感度濁度計
設備概要
浄水場内の浄水濁度監視
紹介文
厚生労働省が定める「水道水質基準」において、現在では、検査が義務付けられている「水質基準項目(51項目)」と水質管理上必要とされる「水質管理目標設定項目(27項目)」が設定されています。この水質基準項目の検査方法の中には、クリプトスポリジウム、塩素処理の副生物など新たな問題に対する水質管理の強化と水質管理の合理化、効率化を図るために、自動測定法が含まれています。
今回、取替をさせて頂いた高感度濁度計は、表面散乱光方式により光源や受光部が試料水に接触しないことや、セル窓などの汚れによる影響が生じない為、長期間安定して測定が可能となっている製品です。
また今回は既設の架台を再利用し、壁掛け・ラック取付型を採用しました。
高感度濁度計の特徴
①単レンジ、2レンジ、3レンジ仕様
測定範囲は、最小0~0.2から最大0~2.0の範囲で指定、2レンジと3レンジ仕様は、切替方式を手動・自動・遠隔と任意に設定可能。
②自動洗浄と光源ランプOFFによる自動ゼロ校正は標準装備
③光源は寿命が長いLED(白色)を採用
④試料水量は従来モデルの1/2
⑤Modbus通信システムに対応
⑥豊富な設置方式に対応
壁掛け・ラック取付型に加え、オプションで屋内用自立架台組付け型、屋外用キュービクル収納型もあり、設置場所の省スペース化が図れます。
今回、ご紹介させていただいた低濁度計の他、耐久性に優れた高濁度計や検水量の少ない残留塩素計など、その施設に適した水処理機器を準備しております。