弊社ではこれまで、多くの陸上・水中ポンプの調査・オーバーホール・試運転を行ってきました。調査では原因が部品にあるのか、外的要因なのか等あらゆる面から原因を調査します。
部品の不具合であれば必要な部品をピックアップし取替を行います。
試運転ではポンプを設置し、揚程(圧力)・流量・電流値等を測定し適正な能力が出ているかを判断します。
しかし、入念に調査・オーバーホール作業を行っていても、現地での試運転時に不具合が起きるケースもあります。
先日、御取引のある水中ポンプメーカーの講習会に参加させて頂く機会がありメーカーが実施しているオーバーホール方法・工場内での試運転設備を勉強させて頂きました。
水中ポンプではモーター内部に水が浸入しないよう止水する事が重要になりますが、メーカー独自の止水方法を見させて頂き今後の参考になりました。
また、製品やオーバーホールしたポンプの試運転設備も見させて頂き、弊社にもこのような設備があれば不具合を事前に気づく事ができ、現地でのトラブルもなくこれまで以上に御客様に対して安心と安全なサービスが提供できるのではないかと考える機会になりました。
以前のニュース&トピックスで紹介させて頂いていますが、弊社には蒸気ボイラー・温水ヒーターによる蒸気・温水を作るためのトレーニングセンターを常設しています。
トレーニングセンターやポンプ試運転設備を活かすことで弊社技術員全体の更なる技術向上を目指し、御客様へより良いサービスの提供を行っていきたいと思います。
<御取引メーカーの水中ポンプ試運転設備>