– 商 品 –
ルーツブロワ
– 説 明 –
食品工場、病院、老健施設等には、排出された汚水を分解・処理して
放流水質基準を満たすための排水処理設備や浄化槽が設置されています。
いずれの処理設備も基本原理は汚水をエサにしている微生物を繁殖させ、
その働きによって汚水を綺麗にするように構成されています。
処理工程の中には曝気槽(ばっきそう)と呼ばれる槽があり、
曝気槽では汚水の攪拌と同時に微生物に酸素を供給する為にブロワを用いています。
ブロワが故障し長期間停止すると、微生物が死滅し悪臭を放ち、汚水を綺麗に出来ません。
その為ブロワは24時間、常に稼働する必要があり、
当然ながらその稼働の為に多くの電気代が必要となります。
今回、納入から10年以上使用している曝気用ブロワに不具合が生じたことをきっかけに、
省エネルーツブロワへの更新提案を行い、実施に至った事例を紹介します。
取替前
取替後
ブロワの省エネ性は同等風量、同圧力において軸動力がどれだけ低下するかで決まります。
※↓は新旧ブロワーの比較表です。軸動力が既設品に比べ1.2kw低下しているのが分かります。
既設品(80A) | 新設品(65A) | |
風 量 | 4.67m3/min | 4.84m3/min |
圧 力 | 50kPa | 50kPa |
軸動力 | 6.7kW | 5.5kW |
軸動力を1.2kW低下 → 年間175,000円の節約を見込めます。
また、その場合、年間5.1トンの二酸化炭素を削減できます。
他メーカーからの切り替えでも配管調整や架台調整を行い、
円滑に取替を実施することができました。(写真1&2)
工場や病院にとって必要不可欠な設備だからこそ、ランニングコストはなるべく抑えたいと
考えている方も多いと思います。
そんな皆様の思いを叶えてくれる「省エネブロワ」を是非、ご検討下さい!