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こんにちは!TAKAです。

今回は、子供への「食育」についてお話ししたいと思います。

今年は全国的にお米の価格が高騰し、家計への影響を感じた方も多かったのではないでしょうか。我が家でも、価格の上昇に比例するかのように、育ち盛りの子供たちの食べる量もぐんぐん増えています(嬉しい悲鳴ですね!)。 そんな毎日の中で、改めてお米の大切さを痛感しました。

そこで、子供たちにも「食べ物の大切さ」や「お米ができるまでの過程」を知ってもらう良い機会はないかと考えていたところ、偶然ご縁をいただいた農家さんから素敵なお誘いをいただきました。

「来年の田植えに向けて『田起こし』をするので、来てみませんか?」

これは貴重なチャンス!ということで、私と長男でお邪魔することにしました。

「田起こし」とは、田んぼの土を掘り起こして空気を入れ、土壌の力を向上させる作業のことです。これを行うことで稲の生育が促進され、収穫が安定するのだそうです。美味しいお米作りは、もうこの時期から始まっているのですね。

今回は農家さんのご厚意で、長男と一緒にトラクターに乗せてもらい、実際に田起こしを体験させていただきました。 私自身、生まれて初めてトラクターを運転しましたが、ロータリーを使って隙間なく田んぼを耕すのは想像以上に難しく、農家さんの熟練の技に感動しました。

作業前、子供に刈り残しの稲穂を見せながら「この中にお米が入っているんだよ」と説明してみましたが……本人はあまりピンと来ていない様子でした(笑)。まだ茶色い植物と、茶碗の中の白いご飯が結びつかないようです。

これから、田植え、稲刈り、脱穀、そして精米という一連の過程を見せてあげる予定です。 私たちが普段何気なく食べている物が口に入るまでには、多くの時間と労力が必要なことを、体験を通じて少しずつ知ってくれたらいいなと考えています。