商品名
加圧給水ユニット
設備概要
加圧給水ユニット、配管設備
お客様の課題
「設備の更新を年度末までに終えなければならないが、住民の生活への影響は最小限にしたい」 「工事中の断水は、できる限り短くしてほしい」
設備の更新計画において、厳しい納期と利用者への配慮の両立は、担当者様にとって大きな課題ではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、数十世帯が暮らす某集合住宅の事例です。築30年が経過し、生活に不可欠な水を各戸へ供給する「加圧給水ユニット」が老朽化。不具合も発生し、更新が急務となっていました。
お客様が抱えていた課題は、「年度末までの確実な工事完了」と、住民の生活に配慮した「断水時間の徹底的な短縮」という2点。信頼して任せられる新しいパートナーを探しておられました。
-老朽化した既存給水ポンプユニット-
当社の提案と施工
お客様の最大の懸念であった「断水時間」を解決するため、当社は既存ポンプを稼働させながら、隣接する別の建屋(使用されなくなった旧ブロワ室)に新ユニットを設置し、最後に配管を切り替える工事計画を提案。これにより、断水を最終工程のわずかな時間に限定できる点を評価いただき、ご依頼をいただきました。
-新ポンプ室(施工前)-
成功の鍵は「計画が8分」を体現した緻密な準備です。CADで配管ルートを精密に設計し、部材をあらかじめ工場で加工・準備する「内作」を実施。現場では組み立てに集中することで、作業時間を大幅に短縮しました。
この手法により、従来なら数日を要した断水をわずか2〜3時間×2回に抑え、合計10時間以上の断水時間短縮を実現しました。
-新ポンプ室(施工後)-
お客様の声
工事完了後、お客様からは「素早い対応に感謝しています」とのお言葉をいただき、住民への影響を最小限に抑えられた結果、別の棟の工事も追加でご依頼いただくことができました。
私たちは「水・熱・空気」を組み合わせて、お客様の課題を専門的な知見と技術力で解決します。設備の更新や改善でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。