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温水ヒーターのサイズダウンによる省エネ提案の事例についてご紹介させて頂きます。
当施設様は特別養護老人ホームであり、各階の大浴場で入居者の方が毎日入浴され、たくさんのお湯を使用します。
従来、温水ヒーターを使用して給湯していましたが、ヒーター老朽化に伴い取替の提案をさせて頂きました。

今回の提案のポイントとしては下記のとおりです。
①温水ヒーターのサイズダウン
②貯湯型から非貯湯型への変更
③無圧式ヒーターから真空式ヒーターへの変更

まず、①ですが、現在の給湯量を計測機器で測定し、適正な温水ヒーター能力を確認ました。
サイズダウンすることにより、本体の表面積が減り放熱を減らすことができます。
また、②は、貯湯されたお湯は放熱源であり、非貯湯型とすることにより放熱源をなくすことができます。
更に③は、無圧式ヒーターは大気開放の構造であるのに対し、真空式ヒーターは密閉構造となっています。
一般には密閉構造の方が放熱を少なくすることができます。

以上のような省エネ提案をさせて頂き、実際にヒーター取替をして頂きました。
設置前の機械室と設置後の機械室は下記のとおりです。

<設置前>

<設置後>

ご興味があればぜひご連絡をお待ちしております。