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昨年9月に発生した台風14号は、宮崎県内のいたるところで甚大な災害をもたらしました。
それは弊社とお取引をさせて頂いているお客様においても同様です。

今回は浸水により活動が停止した、宮崎県北にある農業集落排水処理設備の復旧に向けて実施した弊社の活動を紹介させていただきます。

排水処理設備は、地域毎に点在する「中継ポンプ場(マンホールポンプ)」とその送り先
となる「汚水処理場」で構成されています。

中継ポンプ場はマンホール内に設置されている「水中汚水ポンプ」と「ポンプ制御盤」で構成され、汚水処理場は自動スクリーン、破砕機、原水ポンプ、ばっ気ブロワーおよびそれらの機械を制御する制御盤で構成されています。今回の台風では内水や河川の氾濫によりこれらの機器、施設が水没した為に全ての機能が停止しました。

<河川水が引いた後の汚水中継ポンプ場の様>

<水没により汚泥が溜まった汚水中継ポンプ制御盤の内部>

管轄の自治体様はどこから手を付ければ良いか、途方に暮れるような状況で、弊社へ調査を含めた対応作業のご依頼がありました。
弊社は機器を販売しておりますが、販売ではなく「点検・修理・メンテナンス」を行うことに特化した技術部という部署があります。

しかしながら今回の依頼は、弊社のみで対応可能な案件ではありませんでした。日頃からお付き合いのある企業様の声掛けとご協力のお願いをしながら、
仮復旧と本復旧に向けての調査・積算を経て、ようやく活動を終了することができました。

弊社は宮崎市内に本社を置き、延岡、都城にも拠点を設けており、県内一円を活動エリアとしているので県内であれば、どの地域でも対応可能です。

もし災害により発生した機器設備のトラブルについて、どのように対処したら良いのか迷われた際には、お気軽にお問い合わせください。