本日より、弊社は令和7年度・第43期を迎えます。平素より格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
昨年度のスローガン「水・熱・空気のエンジニアリング会社の創造を目指して」のもと、我々は多くの挑戦と改善に取り組んでまいりました。お客様の課題と向き合い、技術と品質を両立させる「エンジニアリング」の力を実感する一年でもありました。
本年度のスローガンは
📌 『得手に帆を揚げよ』
といたしました。
この言葉には、「好機(追い風)を見極め、迷わず行動を起こす」という意味が込められています。激変する社会環境、物価やエネルギーコストの高騰、そして人材確保の課題。こうした不確実性の高い時代において、私たちは与えられた条件の中で最善を見出し、果敢に帆を揚げて前進する組織でありたいと考えております。
その実現のため、今年度の重点目標は
✅ 省エネルギーの推進
✅ 省人化による業務効率化
✅ 脱炭素化に向けた設備・提案の強化
を三本柱とし、全社をあげて取り組んでまいります。
特に、省人化・自動化の流れは、現場・設計・営業といった部門の垣根を越えて、業務の連携・知見の共有・再利用可能な資産の整備が重要です。また、お客様との対話を通じて、真に求められる価値とは何かを見極め、柔軟に舵を切る覚悟が求められています。
我々が築いてきた技術・経験・信頼という資産に、新しい発想と組織力を掛け合わせ、「水・熱・空気」を軸とした提案型企業として、さらに一歩先を目指す所存です。
社員一人ひとりが風を読み、舵を取り、帆を掲げる当事者として行動できるよう、本年も邁進してまいります。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
令和7年5月1日
株式会社加藤工機
代表取締役 加藤好孝