毎年5月1日は我が社の新年度スタート日となっており、いよいよ令和6年第42期が本日よりスタートします。
新型コロナも令和5年5月8日から「5類」に移行し、3年余りの続く国のコロナ対策後経済が大きく変わる節目であろうかと考えておりましたが弊社におきましては、令和5年度にスタート時にスローガンとして謳いました
「性能を活かす」
この取り組みを一年通して実施できたことをこの場をお借りしてご報告申し上げますと共に弊社をご愛顧して頂いたお客様に心より感謝申し上げます。
毎年この時期に振り返り考えることは、昨年経験させていただいたビジネスを如何に今年につなげられるかということです。その多くは我々の姿勢を信じて行動することが必要だと実感しております。
弊社の取り扱う各製品の多くは、地政学的リスク、社会環境、インフラなどに影響されやすい商品でございます。特に一昨年からの為替問題は燃料費や資材高騰に甚大なる影響を与えておりランニング及びイニシャルコスト増大でお困りのお客様も数多くいらっしゃるのが現状です。
この状況下で我々が重視しなければならないことは、技術と品質を基調とした省エネルギーや省人力化の推進だと位置づけております。
今年度はここを原点としスローガンを
「水・熱・空気のエンジニアリング会社の創造を目指して」として掲げます。
既に、周りの環境の変化もあり機器単体の効率がそれなりに頭打ちになっている中、我が社の活躍できる取り組みを考えると「お客様に役立てることを目的とする技術」=エンジニアリングが必要と実感しました。
会社の取り組みが明日につながりますよう、何卒ご理解を頂きご挨拶に代えさせていただきます。
株式会社加藤工機
代表取締役社長 加藤好孝