商品名
濁度計、残留塩素計、各計装機器
設備概要
河川から取水した水を浄化・殺菌し、上水として供給
紹介文
今回点検を行いました現場は、緩速ろ過によってろ過された河川水に薬注ポンプで薬品を注入して殺菌を行い、その後濁度計及び残留塩素計にて濁度及び塩素濃度を管理しています。
緩速ろ過とは図1のように砂層の上に厚さ数ミリの藻類や微生物による生物ろ過膜が形成されており、その膜を通過する際に微生物の働きにより水が浄化され、砂層・砂利層によって濁度が除去されます。また、長期間ろ過を続けていると生物ろ過膜が目詰まりしてしまい水の通りが悪くなる為、定期的に砂層表面を削り取る作業が必要となります。
今回実際に行った点検内容は、薬注ポンプの分解点検、濁度計と残留塩素計の校正及び消耗部品取替・分解点検清掃、各計装機器の動作確認等を実施しました。
今回のような点検を行うことによって、地域の方々が安心して水を利用して頂けると思います。
図1 緩速ろ過槽
濁度計、残留塩素計
薬注装置
点検状況