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9月 季節はようやく秋へと変化していっているようですが、今年はなんとなくその季節を楽しむ心の余裕すら無い気がします。
それもこれもコロナのせい!と言いたいところです。
ところでこんなコロナ禍の中に追い打ちをかけるように台風シーズンに突入してきました。
先日から9号、10号と立て続けに発生し、特に10号は「100年に一度」や「過去最大級」というような言葉に恐怖を覚え、九州にかなりのダメージをもたらしながら通過していきました。(被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。)
子供の頃は台風で学校がお休みになったりするので不謹慎ながら若干楽しみも感じていたりしましたが、大人になってからは(特にここ数年は)本当に気が気ではなく、自然災害の恐怖と戦っている感じです。
そんな「台風」のニュースを見ていますと、「1号」、「2号」という番号の他にどこから来たのだろう?というような名前を耳にすることはありませんか?
号数に関しては気象庁が毎年1月1日から最も早く発生した台風を「第1号」として、それ以降 台風の発生順に番号をつけていくそうですが、問題は台風の名前です。
(直近の台風で言うと9号は MAYSAK(メイサーク) 10号は HISHEN(ハイシェン)でした。)
なんと台風の名前の方は140個決まっていて、それが順番に名付けられているそうです。140個の名前を順番につけていき、140番目までいったら再び1番目の名前に戻るシステムで、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになるそうです。
ちなみに以前は台風の名前をアメリカがつけていたそうですが、2000年から東アジア地域の太平洋で発生した台風に関しては、直接影響を受ける東アジアの14カ国(タイやベトナム、中国、カンボジアなど)がそれぞれ10個ずつ、あらかじめ台風の名前を用意したとの事。もちろんその14カ国の中に日本も加盟しているため日本語でも14の名前が登録されているそうです。(日本の登録としては天秤・ヤギ・ウサギ・クジラ等 実在する星座の名前だそうです)
ということで、今回は台風の名前に着目してみました。
これからまだまだ台風への警戒や対策が必要かと思いますが、少しでも平穏にシーズンを終えることを願うばかりです。